その前日
今日、綾瀬のセブンイレブンに行った。 そこは、ずっと閉まっていた店だった。 外は、真っ青な冬の空。 久しぶりにふらっと立ち寄ってみたら、店は新装開店していた。 店内は見違えるほどきれいになっていて、たくさんの商品が丁寧に並んでいた。 その中で、いつもひとりでバタバタしているパートのおばちゃんが、荷物を運んでいた。 「ああ、おばちゃん、あい…
今日、綾瀬のセブンイレブンに行った。
そこは、ずっと閉まっていた店だった。
外は、真っ青な冬の空。
久しぶりにふらっと立ち寄ってみたら、店は新装開店していた。
店内は見違えるほどきれいになっていて、たくさんの商品が丁寧に並んでいた。
その中で、いつもひとりでバタバタしているパートのおばちゃんが、荷物を運んでいた。
「ああ、おばちゃん、あいかわらずやなあ……」
そう思った、その瞬間だった。
なぜか、涙が出てきた。
僕らは、すべてと繋がっている。
そんな感覚が、ふいに身体に流れ込んできた。
おばちゃん。
店に並ぶたくさんの商品。
それに関わっている、世界中の人たち。
そして、その中にいる自分。
こんなふうに感じたのは、初めてだった。
何かを頭で理解した、というのとは少し違う。
ぜんぶが繋がっていることを、身体のほうが先に知ってしまった。
そんな不思議な一瞬だった。
なんかもう、すべて大丈夫だと感じた。
だから明日、この気持ちのまま、曲を出せるんだなと思った。