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電気代が無料になった!?

太陽神の名を持つスタジオが、ついに太陽の光で動き始めた。電気代対策から災害への備えまで、長岡の巨大な屋根が発電所になった話。

AMATERASスタジオ長岡が太陽光発電に。

よく考えたら、これはかなり自然な流れなのかもしれない。

AMATERASという名前は、太陽神である天照大神からいただいた。
日本――日の本の国で、もっともメジャーな神様の名前である。

その名を掲げるスタジオが、太陽の光で動き始めた。

しかも、スタジオから徒歩1分のバス停の名前は「日の出町」。
このあたりの土地も、少し前まで「日の出町」と呼ばれていた。

さらに徒歩5分の場所には、「日の出神社」まである。

実際、この土地から長岡の平野を越えて眺める日の出は、毎朝かなり壮観なのである。

もはや、太陽光発電を導入する理由としては十分すぎる。

もちろん、現実的な理由もある。
電気代の高騰対策だ。

スタジオ運営にとって、電気は音そのものを支える血液みたいなものだ。

録音機材も、モニタースピーカーも、マイクプリも、照明も、空調も、すべて電気で動いている。

今回は、最新の高効率パネルと蓄電池を導入した。

正直、高額ではあった。
新車でアルファードが買えるくらい。

けれど、災害や停電が起きても、太陽光だけで生活に必要な電力をかなりまかなえる発電量を確保している。

夏の長岡の日差しをナメてはいけない。

ここ数日は、エアコン5台、IHコンロ、ティファール、照明、PC4台、各種アンプ。
これだけ動かしても、日中の電気は太陽光でまかなえている。

余った電力は蓄電池に貯め、それでも余れば売電までしている。

「電気、使わにゃぁ損」

そんな気分になるほどである。

スタジオの、無駄に大きかった屋根の上が、
いまは太陽光パネルで敷き詰められている。

冬に備えて、雪が積もりにくく、滑り落ちやすい角度で設置してある。

もちろん、長岡の冬は甘くない。
太陽神の名前を掲げていても、雪国の現実はそれなりに厳しい。

それでも、太陽が出た日はきっちりいただく。
電気代に驚くだけの日々から、エネルギーを自分で組み立てる日々へ。

そんなプランを、スタジオ、オフィス、工房、住居まで組み込んだ。

エネルギーを、太陽からいただく。
毎日、太陽にわかりやすく感謝できる。

AMATERASスタジオが、
いっそうAMATERASらしくなった。

これは単なる設備投資ではない。

スタジオの物語が、またひとつ深くなる出来事なのである。

太陽の光で動くスタジオから、
これから音楽をお届けします。